便秘の3大タイプ:「弛緩性便秘」「直腸性便秘」「痙攣性便秘」

便秘の3大タイプ:「弛緩性便秘」「直腸性便秘」「痙攣性便秘」

便秘とひとことでいいますが、その原因は、いろいろなタイプがあるのです。

種類に合わせて原因が異なるためその原因に合わせて対処していかなければ症状が悪化してしまうことも考えられるため注意が必要です。

便秘の3大タイプ

その中でも、便秘の3大タイプといわれるのが「弛緩性便秘」「直腸性便秘」「痙攣性便秘」です。

弛緩性便秘:便秘タイプその1

日本人にもっとも多い弛緩性便秘

症状

筋力の衰えや運動不足などによってお腹が張る、腹痛が起こるなどの症状を引き起こしてしまいます。

改善方法

便秘で悩んでいる人は意外に多い

このタイプの便秘を改善するためには、まず寝起きにコップ一杯の水を飲むことがオススメです。
朝は腸が活発に動く時間帯のため、水を飲むことによって腸に刺激を与えることができ、腸のぜん動運動を促進させます。

食事の工夫

食事をする場合には、食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌を含む整腸剤や乳製品などを摂取していきます。
食物繊維には水に溶けて便を柔らかくする水溶性の食物繊維と腸内の有害物質を吸着して便の量を増やしながら腸の動きを促す不溶性の食物繊維がありますが、これをバランス良く摂取することが大切です。

運動・ストレッチ・ヨガ・マッサージ

また、筋力の衰えを防ぐための運動またはストレッチやヨガなどを行い、握りこぶしを作って大腸をなぞるように時計回りにマッサージしていく方法なども有効です。

症状硬くてコロコロした便がでたり、お腹が張ったり、肌荒れを起こします。

弛緩性便秘

原因生活習慣によるものが原因。
改善腸は、ぜん動運動をすることで便を押し出すのですが、ぜん動運動が弱くなると便秘を引き起こします。
ぜん動運動が弱くなる原因は、食物繊維や、食事の量、水分量が不足していたり、運動不足が原因など
生活習慣が原因で起こります。
特徴日本人にもっとも多いのが、この弛緩性便秘です。

直腸性便秘:便秘タイプその2

便秘の3大タイプの一つに、直腸性便秘があります。
名前から分かるように、直腸付近に便が溜まってたまま排泄困難になってしまう症状を指します。

便が直腸で停滞する直腸性便秘

症状

直腸性便秘

理由はいくつか考えられますが、大腸から直腸まではスムーズに流れていた便が、直腸付近で便が蓋をする状態になってしまい、便秘になります。
便が固くなっていくほど排泄が困難になり、痛みをともないやすく慢性化しやすいと言われています。

原因

原因としては、仕事や学校の都合等でトイレに行くことを長時間我慢するといった行為に慣れてしまうことが挙げられます。
残便感を伝える神経機能が鈍くなっていき、便意を感じなくなっていくため、結果的に長時間腸の中にとどまって固くなった便が詰まるといった流れが起きます。

改善方法

神経が鈍っている場合は、水分をなるべく摂取したり、食物繊維を多く摂ったりといった生活習慣の改善が効果的です。

下剤が慢性化してる方は注意
下剤を使用してトイレに行くことが習慣化している場合も注意が必要です。
直腸神経が麻痺する以外の原因としては、排便するための骨盤低筋が悪化していることもあります。
便が通る道がなくなっている状態なので、この場合は姿勢の矯正等いくつかの治療手順を踏む必要があります。
改善が見込めない場合は、専門の病院で受診したほうが良いでしょう。


症状便が直腸まで運ばれているのに、なにかの原因で、排便にいたらないもの

直腸性便秘

原因便意の我慢
改善便意を催したけれども、仕事中や、移動中でいけないこともあるかもしれませんが、
できるだけ、便意を催したときは、トイレへ行くことが大切です。

痙攣性便秘:便秘タイプその3

腸の異常により便が出難くなってしまう病気である便秘。

便秘と下痢を交互に繰り返す痙攣性便秘

特徴

痙攣性便秘

痙攣性便秘は腸が痙攣する事によって便秘と下痢が交互に発生したり下腹部の腹痛が引き起こされる事を大きな特徴とする残便感の強いタイプです。

症状

しかしこの痙攣性便秘というタイプは他の2つのタイプの原因が身体的な異常であるのに対して、脳の神経等に負担を掛ける程のストレスが原因となっているタイプの便秘です。

普通の便秘対策が逆効果になるので注意
その為に痙攣性便秘は便秘の3大タイプの中で最も独自性の強いタイプとなっているのですが、このタイプの最も恐ろしい特徴は普通の便秘対策が逆効果になってしまう点にあります。
これは上述した様に腸が痙攣してしまっているからで、この状態の時に腸の働きを刺激してしまう不溶性食物繊維や、ヨーグルト・腸の運動を刺激する事で便秘を解消させる市販の下剤といった物を摂取してしまうと、症状がより悪化してしまうのです。
その為、痙攣性便秘の場合には医者の判断の下で治療を行っていく事が最もお薦めの方法となっています。


症状ストレスによることが多く、仕事や人間関係、家庭環境などでも起こることがあります。

痙攣性便秘

原因体質や、環境、生活習慣など、さまざまです。
改善適度な運動を行い、食物繊維をしっかり摂り、睡眠時間や、生活習慣に気を付けて健康な腸内環境を作って、快便生活を送りましょう。

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